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お知らせ

シリコンシティー北九州に向けて

今日から8月、今年は昨年よりも猛暑日が多い気がします。どうか皆様熱中症には特に気を付けながら夏を楽しんでください!



昨晩から今朝にかけ嬉しいニュースが飛び込んできました。


「半導体組み立てや検査などの“後工程”で世界最大手の台湾企業(ASE)の日本法人が、7/31に北九州学術研究都市内の市有地約16ヘクタールを購入する仮契約を結んだ」という報道です。



まだ仮契約の段階ですのでこれから様々な動きが出てくると思いますが、北九州市はもちろん、九州全体の半導体事業がさらに活性化していく可能性も秘めており、今後実現に向けて着実に進んでいくことを私も強く願うところです。

北九州市学術研究都市は九工大・北九州市立大学・早稲田大学・福岡大をはじめ教育環境が充実しており、その他の様々な要因も相まってここ10年間で人口が約3倍近くに増えているエリアです。これは人口減少が続く北九州市において、大きな希望となる数字です。



今から35年以上前、元北九州市長の末吉興一先生の「北九州市ルネッサンス構想」の下で始まった学術研究都市プロジェクト。この初期から関わられてきた方々からお話を聞いたことがあります。


「北九州学術研究都市を、つくばに負けぬ学術研究都市に。そして、シリコンバレーならぬ半導体シティーにとの思いが当初ありました。だからこそ、地方自治体の中で唯一市が所有する半導体デモ作成のできるクリーンルームを作ったのです」というお話でした。

半導体ブームの凋落を受け、一時期厳しい判断をせざるを得ない時もありましたが、半導体サプライチェーンの国内回帰を受け、再び国内の半導体産業の育成を国政府も重点施策として進めてきました。武内市長の就任以来、北九州市でも最重要施策の一つとして半導体関連産業の企業誘致には努めているところです。



昨年には、別の台湾系半導体企業の誘致にあと一歩のところまで迫りましたが、最終的に断念するという悔しい悔しい現実もあったからこそ、今回の仮契約の報道は本当に嬉しい限りです。



大型企業の誘致は関連産業の誘致も相まって、人口増→税収増→市民サービスの充実という好循環を生みます。まさに、武内市長の掲げる「稼げるまち」の実現に繋がります。



さあ、これからが重要です。四半世紀以上前に夢と希望を抱いてスタートした学術研究都市構想が、理想の形となって実現していけるよう私も下支えしていきたいと思います。



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