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お知らせ

令和5年9月定例会開会

曇り空でいつもより少し暑さが和らいだ昨日、朝の辻立ちを終え市議会議会棟へ。9月1日より定例会が始まりました。

今回の議会は『令和4年度決算審議』がメインです。

予算の執行状況・施策の成果・行政評価などを現在所属の委員会を基準に3つの分科会に分かれて審査していきます。

各議案についてご興味のある方は、市議会のウェブサイトに議案が掲載されていますので是非目を通してみてください。

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/sigikai/g0100326.html


(北九州市議会ウェブサイト/長提出議案)

また、もう一つのメインとして新たに提出された令和5年度北九州市一般会計補正予算についての審査です。

ここには、先日発表された学術研究都市における大規模データセンター新設のための市有地が約20億円で売却される財産売払収入なども含まれています。

武内市長は、現在首都圏に集中する企業の本社やデータセンター、政府機関などの受け皿として北九州を提案する【バックアップ首都構想】を掲げており、先日のAWSジャパン(アマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン合同会社)との連携協定に引き続き、今回の米不動産投資開発のAPLグループ(アジア・パシフィック・ランド・グループ)による新規投資が市議会の可決を経て実現することになります。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC233YH0T20C23A8000000/

(日本経済新聞記事より)

新規投資の呼び込みは新しい雇用の創出も生みます。

「稼げるまち北九州」への大きな一歩へと繋がるこれらの取り組みを、私も精一杯後押ししていきたいと思います。

その他、物価高騰の影響を受けた中小企業を支援する為、市独自の補助金の創設の予算も計上されています。

その中には女性の就労支援(女性が働きやすい環境整備)に対する補助金も含まれているのですが、これは合計特殊出生率では政令指定都市の中でトップを走る北九州市でありながらも分母となる「女性の市外流出」が多く、「出生数」は減少の一途をたどっている現在、子育て世代の女性が働きやすい環境を整えることにより、女性の市外流出を防ぐ一手となります。

社会動態のマイナスを止める一歩に繋がる大切な予算です。

このように、北九州市が自ら「稼げるまち」に生まれ変わっていくことで、もっと暮らしやすく、いつまでも住み続けたい街へ進化していくための「予算」や「施策」を行政と市議が議論及び相互監視しながら進めていくための大切な議会です。

今回の定例会は休会を挟みながら10/3まで続きます。

武内市長が就任してからというもの、昨年度までの議会よりも明らかに傍聴される市民の方が増えました。選挙で終わりではなく、あの選挙が「北九州が元気になる」スタートだったんだとしみじみ感じます。

その後も市政運営に関心を持っていただいていることは本当に嬉しいことです。いつも本当にありがとうございます!

確実に、北九州市を前に進めるために、今議会もしっかりと取り組んで参りますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!