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お知らせ

豪雨への備え

8月13日から14日にかけて千葉県を襲った記録的な豪雨により、これまでに10人の方が亡くなられました(8月17日10時時点)。心よりお悔やみ申し上げます。

また、行方不明の方の捜索も続いています。負傷された方、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

8月17日、自民党本部で「令和8年8月千葉豪雨」について災害対策特別委員会が開かれました。

私は地元対応があったため、事務所から政策秘書が代理出席し、会議の内容について報告を受けました。皆さんにも共有させていただきたいと思います。

会議では、気象庁、内閣府、国土交通省をはじめ関係省庁から被害状況と政府の対応について説明を受けるとともに、千葉県選出の国会議員から、被災現場の生々しい状況が報告されました。

千葉市では24時間降水量367.0ミリ、1時間降水量115.0ミリを記録し、いずれも観測史上1位となりました。

被害は今も続いています。住宅や農業、中小企業などの被害については、まだ全容を把握できておらず、今後さらに被害が明らかになる可能性があります。

報告を聞きながら考えたのは、

「北九州で同様の災害が起きたとき、私たちは十分に備えられているだろうか」

ということです。

今回の都市型豪雨で大きな課題の一つとなっているのが、「車」です。

豪雨によって多数の車両が水没し、道路上に残されました。

被災車両の数についても、道路管理者や警察などで把握する範囲が異なり、全体像をつかむこと自体が難しい状況です。道路を啓開するためには多くのレッカー車が必要となり、移動させた車をどこへ運ぶのか、「仮置場」の確保も課題となっています。

北九州で大量の車が水没した場合、被災車両の仮置場は確保できているのか。

必要なレッカー車を速やかに集めることができるのか。

災害対策基本法に基づく車両移動を、実際の現場で迅速に運用できる体制になっているのか。

平時のうちに確認しておく必要があります。

また、今回の豪雨では、鉄道や道路の寸断などにより、成田空港で一時約6,700人が空港内に滞留しました。

現在は解消しています。

北九州空港も海上空港です。

台風や豪雨などで連絡橋が通行できなくなった場合、空港に取り残された方々の水や食料、寝具、充電、情報提供、そして移動手段をどう確保するのか。

これも北九州に置き換えて考えておくべき課題です。

都市型水害への備えも重要です。

北九州市では今年6月、下水道などの排水能力を超える大雨が降った場合を想定し、1時間153ミリという想定最大規模の降雨を前提にした「雨水出水浸水想定区域」を指定しました。

これは下水道そのものが1時間153ミリの雨を処理できるという意味ではありません。排水能力を超える豪雨が降った際に、どこが、どの程度浸水するのかをあらかじめ想定したものです。

また、市内のアンダーパスでは、冠水警報装置や注意喚起看板、水深標示などの安全対策も講じられています。

こうした備えを、実際の災害対応にどう生かすかが重要です。

浸水想定を実際の避難や道路規制にどう結びつけるのか。

アンダーパスをどれだけ早く通行止めにできるのか。

排水設備や警報設備が災害時に確実に機能するのか。

計画や設備を整えるだけでなく、実際の運用まで改めて点検する必要があると感じました。

さらに将来のまちづくりでは、排水能力を高めるだけでなく、そもそも豪雨時に水が集中しやすい道路構造をできるだけつくらないという視点も必要です。

そして、備えるべきは豪雨だけではありません。

今日の会議では、豪雨とは逆に、渇水や乾燥による山火事など、異なるタイプの災害にも目を向ける必要性が指摘されました。実際に、豪雨だけでなく渇水や山火事まで視野を広げるべきだという問題提起がなされています。

地震、台風、高潮、渇水、山火事、大規模停電――。

「次に起きる災害」を一つに決めつけることはできません。

災害が起きてから「どうするか」を考えるのではなく、

「何が起きるのか」

「そのとき本当に動けるのか」

を平時から考えておく。

北九州の防災・減災をもう一度、多面的かつ実践的に点検する機会が必要です。

被災地の一日も早い復旧・復興に向け、政府・自治体と連携して取り組んでまいります。

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