今朝は若松区大鳥居西交差点からスタート。

母校でもある高須中学校の生徒たちが元気に登校していました。剣道の教え子君とも再会、中学でも剣道を続けていると聞き嬉しい限りです。

今日は若松区南二島工業団地を中心に訪問しながら、様々なお話をお伺いしました。

さすが北九州は日本の産業を牽引してきた歴史のある街。

時代の移り変わりに負けず、現代の産業に即した技術開発や新規事業へのチャレンジで逞しく伸びていく会社がたくさんあることに北九州の強さを感じます。

各種機器の製造過程で重要な役割を果たす加熱工程。この工程における「特許技術」を持つ会社へ。主力は自動車関係ですが、今後北九州市の大きな伸び代として育ち始めた半導体産業にも活躍が期待される素晴らしい技術です。特許を取得するほどの技術を持つ強さとそこまでのご苦労を思うと、一市民として誇らしくさえ感じました。

また別の製造会社では、各種発電所に必須の大型鋼材の特殊技術を売りに大企業から直接受注をこぎつけたというまるで小説のようなお話を伺いました。技術で大型顧客を獲得するという、まさに産業を牽引する強さの根底を見た気がします。

工業だけではありません。

先代から受け継いだ会社を堅実に経営しながらも、将来を見据え新たな分野にチャレンジしようとする不動産関連会社。

事業継承は現在多くの経営者が頭を抱える大きな課題です。受け継いでも先代と自分の代では時代背景が全く違うからこそ、守るべきやり方と革新していくべきやり方、その見極めと決断力が求められるのは大きなプレッシャーでもあるはずです。

限られたエリアの中で、着眼点と市場開拓に邁進する情熱に大きな刺激を頂きました。

またどの会社でもお声を聞くのは「人手不足」の問題です。需要に対し生産が追い付かず断らざるを得ない現実。年齢を問わず、地元就職をいかに広げていくか。

以前議会質問をしましたが、地元企業と若者、地元での就職を希望する方々とのスムーズなマッチングをいかに進めていくか、引き続きしっかりと進めていかなければなりません。また今年度スタートしたＺ世代課への期待の声も多く、この武内市政の新たな取り組みが結実していくようしっかりと緊張感を持ってサポートせねばならないと痛感しました。

本日も多くの声を聞かせていただき、本当にありがとうございました。

通り一辺倒のご挨拶ではなく、耳を傾けることで、堰を切ったように色々とお話いただくことも。

少しでも本音のお話をお聞きできるように、本音のご意見を頂けるように、明日も足を運んで参りたいと思います。

本日も貴重なご意見をお伝えいただいた皆様、本当にありがとうございました。