ご挨拶の前に、まずは昨日起きました小倉北区魚町商店街の火災で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

私自身もよく立ち寄らせていただいていた鳥町食道街での火災の一報に、正直言葉を失いました。懸命な消火作業で本日4日8時9分、ようやく鎮火状態になったということです。昨日から夜を徹し、今もなお現場にて活動してくださっている多くの消防関係の皆様、また関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

旦過の火災からようやく復興への道を歩き始めた矢先で多くの市民の方々が沈痛な想いを抱いていらっしゃることと思いますが、今度こそもう2度と繰り返さない為に、私たちがするべきことを行政とも連携し、話し合って進めていかなければならないと強く感じています。

また、元旦に起きた能登半島地震で被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げますと共に、犠牲となられた方々に謹んで哀悼の意を表します。報道の度に増えていく犠牲者の数が辛く、これ以上の被害拡大がないことと一日も早い復旧復興を祈るしかできません。

今でも多くの自衛隊員の方々、そして有志の方々が夜を徹して救出作業にあたってくださっています。切に切に感謝致します。

翌二日に羽田空港で起こったJAL機と海保機との衝突事故において、JAL516便乗員乗客379名全員が無事脱出したものの、能登半島地震の支援物資を新潟へ輸送しようとしていた海保機乗組員5名の命が失われました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

年初から続く辛い出来事に、いたたまれない悲しみや不安で胸を痛めている方も多くいらっしゃることと思います。

災害、事故、火災はいつどこで発生するか本当にわかりません。自然災害は予測できないものも多いですが、今、「備える」ことの重要性を一人ひとりが認識するために私たちがするべきことは何か。未然に防ぐにはどうするべきか。また起こってしまった時にどう対処し、どう人命を守るのか。その後どうやって被害に遭われた方々の力になることが必要なのか。また不安に苛まれる多くの方々のために私たちがすべきことは何か。

私自身も改めて考え、真摯に取り組んでいきます。

今は、被災された方々のために出来ることを出来る限り進めるしかありません。

年末年始の活動等については、また改めてご報告させていただきます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。